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仕事を知る

1.営業の仕事について

機器営業

製品を売るのではない。自ら考え抜いた「機能」を売る。

機器単体では対応できない課題をシステムで解決し、新規顧客を開拓。

医療機器に関する豊富な知識とノウハウを武器に、新たな取引先を開拓していく。それがこの「機器営業」の最大のミッションです。イノメディックスが提供する医療機器は、ドクター、看護師、技師など、医療の現場に携わるさまざまなユーザーの方を対象としています。そうしたお客様とコンタクトを取り、現場が抱えている課題を探り出し、その解決策を考えて提案していく。この営業は、単に機器を売り込むというアプローチでは通用しません。

ドクターをはじめ病院関係者の方々は、製品のスペックに興味があるわけではありません。その製品を使って「何ができるのか」ということが、お客様のいちばんの関心事なのです。

たとえば、病院の先生が「手術中に治療画像を利用して精度を高めたい」という要望をお持ちであったとします。それをかなえるためには、患部を撮影するカメラ、医療画像を処理する専用のコンピュータ、そしてその画像を手術室内で映し出すディスプレイなど、さまざまな機器が必要です。

それらをどのように組み合わせれば、先生が本当に求めている機能を実現できるのか。そこに知恵を絞って形にしていくことに機器営業担当の実力が問われます。まさにこれこそ「メディカルをシステム(機能)で考える」という当社のポリシーであり、それを最前線で体現しているのが、この機器営業担当なのです。

深い知識に裏付けられたスピーディーな提案こそ、イノメディックスの強み。

また、新規取引先の開拓だけではなく、既存の取引先に対しても、すでに導入したシステムのさらなる改善などを提案し、お客様との信頼をより密に深めていきます。こうして機器営業担当者が築き上げたリレーションによって、ディスポーザブル(消耗品)などを提供するルートセールスの仕事も大きく広がっていくのです。

「メディカルをシステムで考える」こと、そしてそのソリューション提案をどこよりもスピーディーに展開できることが、当社の最大の強みです。そのためには言うまでもなく、さまざまな機器に関する最新情報、さらにドクターと対等に話をするために医療そのものに関する深い知識が要求されます。ですから社内では絶えず勉強会が開催され、メンバーのスキルアップが図られています。また、ME(医用生体工学)機器・システムの安全管理のプロとして認定される「ME技術実力検定」の資格取得も支援。いずれにせよ日々の努力が欠かせない仕事です。

機器営業は、工学や医療という専門的な領域に携わるため、理数系の素養のある方のほうが向いていると思われます。もちろん文系出身者でも、こうした分野に興味を持って取り組める方であれば、十分活躍できます。 自らが提案したソリューションがドクターをはじめとするお客様に認められ、大きなビジネスに結びつく。そして、導入したシステムが医療の現場に貢献していることを目の当たりにできる。そんなやりがいを、ぜひここで思う存分味わっていただきたいと思っています。